1月7日3限目のゼミ日誌(第3期)

今回の日誌当番は本山さんです。

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12月24日の補講も合わせて、3.4限と2時限続けてのゼミでしたら、
年末の授業に引き続き各々が設定したテーマの元に発表を行いました。

阿部さんと信清さんの「女性の自立」をテーマにした発表では、当時の時代背景や女性の扱われ方について細かく調べられていました。イライザが上流階級の女性への皮肉として述べた"I sold flowers,I didn't sell my self - I'm not fit to sell anything"(P78L34)「花は売ったけど自分自身は売らなかった」という台詞は私もこの作品の中でとても強く印象に残った台詞です。

次に、川口さんの発表です。テーマは「『ピグマリオン』における階層移動」でした。少し難しいテーマでしたが、川口さんがそれぞれの階級の定義をレジュメの中できちんとしてくれていたので改めて階級について考えられました。
また、わたしはこの日まで「階級」と「階層」の違いがわかっていませんでしたが、階級(class)は、身分など歴史的背景によって区別されるものであり、階層(social stratum)は所得などの経済的なものや政治的なもの、または職業的なものでも分けられることを知りました。

最後に徳永さんの「バーナードショーからみる『pygmalion』における内面と外見の問題」です。
徳永さんがレジュメの中で述べていた「現実的な登場人物を重視」という言葉を読んで、私は「確かにこの『pygmalion』という作品には目を引くような美男や美人は出てこないけれども、そのお陰で一人ひとりの内面の個性が際立ち、この『pygmalion』というストーリーをより色濃い物にしているのだ。」と思いました。

そして発表とは別で来年度の演習Ⅲ、Ⅳでやることについて先生から提案がありました。
ⅢとⅣで『不思議の国のアリス』チームと、『秘密の花園』チームに分かれそれぞれの時間で発表やディスカッションをする、というのが先生からの提案でした。

自分も同日に発表をしましたが毎回の発表の中でゼミの皆さんの発表を見て気づかされることや、パワーポイントの作り方や発表の仕方など、参考にさせて頂きたい箇所がたくさんあります。
今年は就職活動や卒業研究などすることが多いですがよろしくお願いします。

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2015年度前期は私の都合で、演習Ⅲと演習Ⅳ、しかも卒業研究までやってもらわないといけないので、申し訳ないです。が、きっとみんなは頑張ってくれることと信じてます*^o^*