6月25日のゼミ日誌(第3期)

今回の日誌当番は山本さんです。

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今日は、不思議の国のアリスチームと秘密の花園チームに分かれてそれぞれ発表をしました。

2限目は不思議の国のアリスチームでした。
テーマは「不思議の国について」
「実在のアリスとルイス・キャロル
「『不思議の国のアリス』にこめられた筆者の思い」
「『不思議の国のアリス』と挿絵」
不思議の国のアリス症候群について」の5つでした。
ルイスキャロルが『不思議の国のアリス』に込めた思いは、「アリスに子どものままでいてほしい」ということより「アリスに子ども時代を忘れないでいてほしい」ということではないかという発表があり、すごく納得しました。私も大人になり、昔のように何にでも夢中になったり何でも信じたりすることは少なくなってきましたが、昔の無邪気な思い出はずっと大切にしたいと思います。また、大人になっても『不思議の国のアリス』のような楽しい児童文学を読むと夢の世界を楽しむことができるような気がします。

3限目は秘密の花園チームでテーマは
「イギリスの教育制度」
「『秘密の花園』で書かれるインドへの差別」
魔女の宅急便秘密の花園に共通する子供からみた魔法(異世界)とは」の3つでした。
イギリスと日本では子育ての仕方が全く違うということに驚きました。
大人と子どもの時間を明確に分けるイギリスの育児と、親子が同じ時間や体験を共有する日本の育児。正反対ですが、どちらもいいところがあると思いました。生活を分けることで楽しい時間を犠牲にせず大切にするというイギリスの育児はストレスや負担も軽減でき、すごくいいと思いました。子どもと同じ時間に同じご飯を食べて、家族みんなで食卓を囲む日本の食の文化も大好きです。どちらの育児も、親からの愛情があればきっといい子に育つと思います。

今日の授業の中で一番印象に残っているのは、「不思議の国のアリス症候群」です。症状の一つに、「時間の進み方が早くなったり遅くなったりしたように感じる」という項目があったのですが、私はすごく当てはまります。楽しい時間、しんどい時間は早く感じたり遅く感じたり、時間の感覚が分からなくなってしまいます。最近はとても時間が経つのが早く感じます。あっという間に4回生になり、もう7月が来るということに驚いています。ゼミもあと数回なので、体調管理をきちんとして欠席しないように気をつけます!

卒業アルバムの写真撮影は7月16日の11時半〜の予定になりました。全員揃って撮影できるといいですね。

===ここまで===

興味深い発表ばかりでした。ディスカッションする時間があまり取れなかったのが残念です。将来、子供と一緒に読んだりしながら、ゼミ活動のことを思い出してくださいね。