10月16日のゼミ日誌(第2期)

今回の日誌当番は土居さんです。

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今日は最初に卒論/卒業研究形式についての説明を受けました。引用文献の形式はとても難しく複雑で驚きました。次回からのレジュメやレポートで注意しつつ、早く慣れていきたいと思います。

そして本題の『ディヴィット・コパーフィールド』に入ります。
まず前回のP35のmisscalled firmness(まちがった優しさ)やP36“be firm with the boy.”(デイビッドに厳しくなりなさい!)やThat's childish.(それは子供っぽいだろう)という所をおさらいしました。

そしてチャプター6に入ります。今日のメインはスティアフォースです。単刀直入に言うとスティアフォースはイケメンだけど変人で権力を持ち、少し危ない人間です。

それはこんな場面からも分かります。
P59,18行目“You haven't got a sister,have you?”said Steerforth,yawning.“No,” I answered. 〜“If you had had one, I should think she would have a pretty,timid,little,bright-eyedsort of girl. I should have liked to know her.〜”
妹はいないのかい?もし君に妹がいたら可愛くてはにかみ屋でちっちゃくで目元の涼しい女の子だろうにね。そんな子と知り合いたいなあ。

というようにスティアフォースはデイヴィッドをかわいいなぁと女の子のように思っているということが感じ取れます。またデイヴィッドに本を読み聞かせてもらったりしているので、やはりスティアフォースは不思議な人物だと言えます。
あと悪いようにしないからとデイヴィッドから7シリングを受け取りますが、勝手にお菓子やお酒に使ってしまうので、ペコディーなどのことを思うとどうなのかなあと思います。

小説の後の方にはスティアフォースの危うさがどこから来ているのかが表れる場面がありそうなので、少し謎が解けるかと思うと楽しみです。

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ゼミでも言っていたのですが、スティアフォースが同じクラスにいたりしたら、どんな感じでしょうね? でも、やっぱりもてるタイプなのかなあ。メル先生との関わりについてもちょっと話しましたが、先生としては扱いにくいでしょうね。