4月17日のゼミ日誌(第2期)

今回の日誌当番は菅野さんです。

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今日は、4回生になって初めてのゼミでした。まず最初に、去年の卒業研究の冊子をもらって、軽く説明を受けました。そして光栄なことに、先生直々に代表に任命されました(笑)冊子の色を決められる権利を与えられたので何色にするか考えようと思います^ ^

それが終わってから、今年のゼミで読んでいくNever Let Me Goの第一章の内容について進めました。主人公はKathy H.という名前の女性で、看護人としてドナーの世話をしており、ある日彼女は田舎へドライブをしながら子供の頃過ごしたHailshamでの出来事を思い出します。その出来事というのは、運動場でサッカーをしていた男子生徒のうちの一人Tommyが皆にからかわれて癇癪を起こしたというもので、Tommyは取り残され、見ていた女子生徒も彼をおいて行こうとするが、KathyはTommyに声をかけるというのがこの第一章の概要になります。

まず、Kathy H.と、名前をフルで書かないところが少しひっかかりました。今まで読んだ本は、フルネームで主人公の紹介が必ずあったので、少し不思議に思ったのと同時に、何でかなと疑問に思いました。それから、一番ひっかかったのは、KathyがTommyのポロシャツのことを何度も繰り返し触れている点です。しかも、ただ単にTommyのことを気にしているだけでなく、P8の8行目からWhat I do remember is that I noticed Tommy was wearing the light blue polo shirt……His favourite polo shirt.とあるように、その時Tommyが水色のポロシャツを着ていて、しかもそれがTommyのお気に入りであることまでしっかり覚えています。第一章だけを読むとなぜこれほどまでにKathyはTommyにかまおうとするのか、また、特別Tommyに焦点を当ててストーリーを展開させていくのかハッキリとは書かれていないのでよくはわかりませんが、きっとKathyとTommyはお互いに惹かれあっているということだと私は思いました。とりあえずこの章では、Hailshamでの出来事がKathyの人生においてとても重要であることは確かなので、これが今後どのような展開へと繋がっていくのか注意しながら読み進めていきたいと思います。

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2期のみなさんも4回生となり感慨深い年度初めでした。就職活動、卒業研究などなど今までとはちょっと違う日々を過ごしつつ、また人生に考えさせられつつNever Let Me Goを読み進めていますね。毎日を大切に過ごしましょう。