1月14日のゼミ日誌(第3期)

1月14日と21日は3回生と4回生合同でゼミを行います。3回生の日誌当番は今井さんです。

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3年のゼミ発表も終わり、今回の授業では4年生の卒業発表研究会を聞きました。4年生たちの発表は当時のイギリスの歴史や時代の背景を詳しく考察しているなと感心しました。しっかり定義もしていて、ものすごくわかりやすかったです。

4年生が取り上げた『ジェイン・エア』、『テス』は今度時間があるときに読んでみたいと思います。当時の女性としての在り方、仕事内容で非常に苦労したのだと言うことが改めてわかりました。同時に今の自分が当時のイギリス社会に置かれたとき、何もできないような気がします。発表を聞いている中で、この作品はどんな物語かを知りたくなるような発表でした。女性観や恋愛観に関しては今まで私も調べたり関心がある分野なので、聞くのが楽しかったです。

次週の発表者にも、関心のある分野なら、それらをヒントにしていきたいと思います。女性観や恋愛観以外の分野では、初めて知ることが多くて、新しいことが増えて別の楽しみとなっています。そして『ハリー・ポッター』に関しては何作かは映画で見たことがありますが、ハーマイオニーがマグル(非魔法族)ということは知りませんでした。あまり私が真剣に見ていないのか、あまりにもハーマイオニーが頭がよくてそう思わせない人間だからかのどちらかだと思います。映画中でのハーマイオニーは本当に力強く、誰にも負けないような人間だと私も思います。そして初めて知ることで、何よりも驚いたのが、『ハリー・ポッター』の作品中に同性愛者がいることです。魔法を主に描く作品の中で別の部分に視点をおき、同性愛者がいることに気づくことはすごいと思いました。

発表はレジュメに沿って順を追いながらわかりやすく構成されていました。参考文献を何冊も使いたくさん調べているのがわかりました。

自分はまだはっきりと卒業研究でしたいことが決まっていないので、どんな感じになるかはまだまだ未定ですが、来年度の授業をしながら卒業研究の内容を明確にしようと思います。発表の形として今の4年生の発表をしっかり聞いてヒントにしていきたいです。

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3回生のみなさんもそろそろ卒研について考えて、4月の最初のゼミでは構想を発表していただくことになっています。先輩の発表、大いに参考にしてください。