6月11日のゼミ日誌(第3期)

今回の日誌当番は本山さんです。

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6月11日のゼミでは、第二回卒業研究進捗状況発表会を行いました。

発表内容としては
阿部さんの「ヴィクトリア朝の女性作家ーーシャーロットブロンテの場合」
今井さんの「『エマ』の人生観についてー『高慢と偏見』を合わせながらー」
宇都宮さんの「英国スポーツ〜歴史、階級、女性〜」
上岡さんの「『ピグマリオン』における言語と階級社会」
川口さんの「ジェインオースティン作品の親しみやすさ」
小西さんの「『大いなる遺産』ピップは紳士になったのか?」
徳石さんの「『ダロウェイ夫人』における作者の心理、人生観」
徳永さんの「『ダロウェイ夫人』における疎外感と同性愛」
信清さんの「『大いなる遺産』ー主人公に見られる人間的成長の過程」
檜垣さんの「『ジェインエア』における母性ー家庭の中の子供ー」
船井さんの「文学作品から見る女性の生き方、結婚観について」
私の「アガサクリスティ『そして誰もいなくなった』と見たて殺人」
です。
山本さんは体調不良により欠席でした。

前回の卒業研究進捗状況発表会の内容よりも更に掘り下げた内容のレジュメをそれぞれが発表し、先生からアドバイスや指摘を頂くという授業形式でした。
参考文献の書き方、引用や脚注についてなど様々なアドバイスを頂きました。
発表を聞いていても、前回に比べ内容の深みが増し、とても面白い発表でした。

私自身、フーダニット形式やハウダニット形式について分類する際に悩むことが多かったのですが先生にアドバイスしていただけてとても助かりました。
次回の発表までに、ミステリー小説には欠かせない要素である「クローズドサークル」と『そして誰もいなくなった』と、この作品に影響を受けた作品について細かく話せるようにしていきたいです。

卒業研究の最終提出まで残り約一ヶ月となりました。
就職活動などで全員が揃って授業をすることが少なくなりましたが気を引き締めて頑張りましょう。

今週の25日のゼミでは、不思議の国のアリスチームと秘密の花園チームに別れてそれぞれのチームが約60分ずつの発表を行います。
25日はレジュメを忘れないようにしてください。
そしてLINEのグループにも書き込んだ通り、卒業アルバムの撮影の日程に関して矢次先生にメールを入れるようにしてください。

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卒業研究も、『アリス』/『秘密の花園』の発表も楽しみです。ただ、ゼミ活動できる日も残り少なくなり、寂しい気もしてきました…。