【第5期】2017年9月27日のゼミ日誌

今回の日誌当番は、石田さんです。

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後期第1回目の授業です。

前半は休暇中に読んだ本の紹介を行いました。
世界から猫が消えたなら川村元気
「君の膵臓をたべたい」 住野よる
「七日間の幽霊、八日目の彼女」五十嵐雄策
「猫色ケミストリー」喜多喜久
「手紙」東野圭吾
「エンジェル」石田衣良
以上の6作品が出ました。

皆が読んだ本の共通点として、小説であること、生死や動物がテーマになってる作品が多いことなどがあり面白かったです。これから読む本を選ぶときの参考になります。


後半はJane Eyerの映画を観ました。
原作のように年齢ごとで順を追って話が進んでいくのかなと思っていたので、ジェーンがソーンフィールドを飛び出して絶望しているシーンから始まったのは意外でした。でも考えてみると、小説では年齢順のほうが読み進めやすくても、映画では淡々とし過ぎてしまうのかなと思いました。

印象的だったのは、ロチェスターとジェーンがお屋敷の中で向かい合って会話する場面です。原作を読んでいたときにイメージしていた光景と合っていたので、嬉しかったです。静かで淡々とした場面ですが、原作での2人の間の空気感がリアルに再現されていると思いました。
また、彼女が幼少期に暴力を受けるシーンは小説を読んでいるだけでも辛かったので、映像となるとさらに痛々しかったです。

個人的に、ジェーン役のミア・ワシコウスカは上品で落ち着いた雰囲気があり、ぴったりだと思います。Jane Eyerのように歴史のある作品は配役が大変だと思うので、どういう風に役者さんを選んだのか気になりました。
また今回鑑賞したものと、過去に製作されたものとも見比べてみたいなと思います。

前半でまだ登場してない人物がどのように描かれているのか、ラストシーンがどう表現されているのか、など次回後半を観るのが楽しみです。

===ここまで===

みなさんの読んだ本の紹介は面白かったです。長期休暇の後はこういう時間を持つと楽しいですね。ミア・ワシコウスカの『ジェイン・エア』は、構造が少し違うので、私も最初に観た時はびっくりしました。私もミアは適役だと思います。