【第4期】2017年11月9日のゼミ日誌

今回の日誌当番は、伊藤さんです。

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今日のゼミでは卒業研究の進捗状況の発表をしました。

石川さんは 「『ロミオとジュリエット』と『夏の夜の夢』からみる恋愛観」というテーマで卒業研究を行っています。
前回までは他作品も扱っていましたがこの二作に絞ることにしたそうです。恋の盲目性や恋の無分別さについて悲劇と喜劇という正反対の2つの作品から考察していくのは恋愛のそれぞれの相違点が見つけられそうだと思いました。

林さんは「ジェイン・オースティン作品とマナー」というテーマで卒業研究を行っています。
今回の発表では、『高慢と偏見』の登場人物のコリンズ氏・ベネット夫人・ダーシーのマナーについてが主な発表でした。
マナーを守るというのは相手のことを考えることであり、自分がでしゃばるのはいけないというのは今も昔も変わらないようです。

藤井さん「結婚に対するジェイン・オースティンの考え」というテーマで卒業研究を行っています。
・ウィリアム・コリンズとシャーロット・ルーカス
・リディア・ベネットとジョージ・ウィッカム
・エリザベス・ベネットとフィツウィリアム・ダーシー
の3組の結婚について深く掘り下げて調べていました。
それぞれの夫婦の結婚の特徴やこの作品が書かれた時代の結婚の特徴との比較がありわかりやすくまとめてあって参考にしたいと思いました。

井元さん「チャールズ・ディケンズとクリスマス」というテーマで卒業研究を行っています。
クリスマス・キャロル』をメインに研究をしていて、過去・現在・未来の精霊が現れることでスクルージが改心するためにどのような役割を果たしているのかということを考えさせられました。
また、クリスマス・キャロル以外の作品からも引用を用いてチャールズ・ディケンズがクリスマスに対してどのような思いを持っているのかということ、周りの人々に与えた影響についても調べていて面白と思います。

4人の卒業研究進捗状況発表を聞いて参考になるところがたくさんあったので参考にしつつ提出までの残り1ヶ月ほど頑張って良いものを作り上げたいです。

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最後の進捗状況発表会が始まってしまいました。今回の発表を聞いて、みんな何とかまとまりそう…と、少しほっとしていますが、最後まで気は抜けません。体調管理もしっかりして、頑張っていただきたいです。