【第4期】2017年11月16日のゼミ日誌

今回の日誌当番は、上岡さんです。

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11月16日のゼミも先週に引き続き卒業研究の進捗状況発表でした。今回の発表者は伊藤さんと星加さんでした。2人の卒業研究の題材の本が矢次先生の今年の前期の授業に取り上げられたものだったのでそういえばこんな内容だったなぁと思い出しながら聞くことができました。

嵐が丘』における家父長たち(星加さん)
前回の発表からより細かく整理されていてとても聞きやすい発表になっていました。家父長から与えられた利害、家父長となった経緯、家父長として与えた利害が一章から三章までの統一されており本文を本当によく読み込んでいるからこそできたことだと思いました。また、四章の家父長制の被害者としてイザベラ・ヒースクリフとキャサリンヒースクリフを挙げて2人の抵抗の仕方に読書という共通点があったことをまとめていて面白いと思いました。

『大いなる遺産』が書かれた時代の結婚(伊藤さん)
伊藤さんの発表も前回より内容が濃くなっていて聞きやすくなっていました。理想の結婚というのは1人1人違っていて定義することは私は難しいのではないかなと思っていましたが、そこを伊藤さんは19世紀の結婚と絞っていたので違和感なく聞くことができました。結婚については確かに女性目線で描かれている作品や文献が多いように思います。今後男性目線の結婚についての研究も発表で聞けることを楽しみにしています。

3回目の進捗状況発表はどんどん内容が整理されていて本当に聞きやすいと感じました。私もそんな発表ができるようにみんなのパワーポイントを参考に頑張りたいと思います。

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上岡さんのコメント通り、内容が整理されていてわかりやすい発表でした。努力の跡が見えますね。