【第6期】2018年4月25日のゼミ日誌

今回の日誌当番は、宇高さんです。

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今回は第2章と第3章の途中まで進めていきました。

ベネット氏が、内緒でビングリー氏を訪ねていたことを知ったベネット夫人は大いに喜びます。そして、ビングリー氏がダンスの相手になってくれるのでは、と、娘たちも期待します。夫からビングリー氏について聞き出せないベネット夫人は、ルーカス夫人からのまた聞き情報で「若くて、美男子で、感じの良い青少年であり、何より好ましいことに今度の舞踏会ではたくさんの人を連れてくるらしい」ということを知りました。ベネット夫人は、娘たちみんながいいところへ嫁ぐことだけを望んでいます。舞踏会当日、ビングリー氏は姉妹2人、義兄、友人を連れてやってきました。ビングリー氏の友人であるダーシー氏は、外見や年収注目を浴び、誰からも賛嘆の目で見られていました。しかし、高慢な態度が反感を抱かれるようになります。ベネット夫人は、加えて、娘が彼に無視されたことにも怒ります。そんな中、ビングリー氏は美しいジェインを見初めます。そして、なかなか踊らないダーシー氏に、エリザベスと踊ることを勧めるけれど、「あえて踊りたいほどの美人じゃない」と冷たく言い放ちます。その会話を聞いたエリザベスの心には、不快な感情が残ったが、陽気な性格であるので、この話を面白おかしく家族や友人に話しました。

あらすじはこのような感じです。

“Mary wished to say something very sensible, but knew not how. ”

メアリーがベネット氏に意見を聞かれた時、メアリーは立派なことを言って知的なところをアピールしたいけれど、何も言えませんでした。私はこの部分を読んで、メアリーのことを好きになりました。小説に出てくる本をたくさん読むキャラクターは、冷静で知的、というイメージがあったけれど、そうはなれないメアリーが、すごくかわいらしいと思いました。

“She had a lively playful disposition, which delighted in anything ridiculous.”

エリザベスの魅力が伝わる場面だと思いました。私がダーシー氏に同じことを言われたら、絶対笑いながらは話せないし、ダーシー氏の悪口も言ってしまうと思います。しかし、面白おかしくケロッと話すところが、さばさばしてて好きだと思ったし、強いと思いました。私もこのような人になりたい、ととても憧れる性格です。

自分の母親がベネット夫人みたいな人だったらすごく疲れそうで嫌だと思いました。しかし、わかりやすいお調子者なので、意外と簡単なのかもしれません。

ダーシー氏は嫌な人だけど、ネチネチした感じではなくて、はっきりしてて裏表のない嫌な人なので、気持ちが良いと思いました。

今回の授業から、担当者がレジュメを作成してきて発表する、本格的なゼミが始まりました。自分が気づけなかった部分で様々な発見をしていたり、人物像に対しても、違う印象があったりして、とてもおもしろいと感じました。次回からも、さらに理解を深めていけるように頑張ります。

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ゼミ活動、本格始動。まだちょっとぎこちないかもしれないけど、少しずつ慣れていきましょう。