2013年4月18日のゼミ日誌(第1期)

第1期矢次ゼミの2013年度が今日から始動! 日誌当番は曽根さんです。


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今日は4回生になって初めての第1期矢次ゼミでした。内容は、先生の方から、E.M.ForsterのA Room with a Viewに関するレポートと卒業研究についての説明と、E.M.Forster のプロフィールの紹介がありました。その後、ジェイムズ・アイヴォリー監督の映画A Room with a Viewの冒頭を見て、実際に英文で2ページほど読みました。


<感想>
卒業研究の説明があり、4回生になったということを実感しました。テーマとアウトラインの発表は8月9日までなので、前期中にじっくり考えようと思います。E.M.Forsterの生きた時代についてですが、二度の世界大戦によりどんどん植民地を失い、がたがたになった国内を盛り上げようと、1951年にイギリス祭がおこなわれたことが印象的でした。また、「眺めのいい部屋」を読んで、女の子のめざめや、身分違いの恋愛などとても自然に描かれていたので、彼がホモ・セクシュアルだということを知ってびっくりしました。同性愛を抱きながら異性愛を描くことに、もがき苦しんだ様子が示されているという「モーリス」も、ぜひ読んでみたいと思います。映画は、ルーシー役のヘレナ・ボナム=カーターが若くてとても可愛いかったです。美しい風景と音楽で有名な作品なので、続きを見るのが楽しみです。


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授業の中心はA Room with a Viewですが、春休み中に一通り読んでいるはずですし、その他のForster作品にもぜひ目を向けてください。第1期のみなさん、今年度もよろしく。


そうそう2月4日の飲み会(羽藤さん壮行会)のことを書こうと思っていて忘れていました。またみんなで美味しいものを食べに行きましょう。


そうそう、A Room with a Viewの頃のヘレナ・ボナム・カーターは初々しくて本当に可愛いですよね。最近は『アリス・イン・ワンダーランド』の赤の女王みたいな奇抜な役が多いですが、『英国王のスピーチ』のジョージ6世妃エリザベスは、彼女ならではの品のよさが表れていて本当に素敵。観てない人はぜひ観てみてください。